2013年10月
研修会に参加しました。
(2013.10.23[Wed])

いよいよ秋も深まり、街中でもちらほら色づいてきた葉も出てきました。それにともなって、朝晩は少し冷えますので、掛布団をもう一枚出すか否かの難しい選択を迫られる季節です。
さて、先日は日曜日に休診させていただき、とある研修会に出席させていただきました。テーマは「麻酔」です。
歯科の治療に、麻酔は切っても切れない存在です。我々は日常麻酔を使います。使わない日はないと言っても過言ではありません。
しかし、患者さんにとって歯医者の治療の中で最も忌み嫌われる行為が「麻酔(の時のチクッとする痛み)」なのではないでしょうか?
日々診療していると、その患者さんが最もストレスを感じる行為であることを忘れて、あるいは実感がなくなり、平然と何事もなかったように済ませてしまう…これはやはり良くないと思います。
この度の研修会では、(学生時代に習いましたが)歯科麻酔の基礎から延々講義が続き、本当はいけないのですが、恥ずかしながら新たな知識も得て、実習では麻酔を相互に打ち合う体験をしました。
勤務医の時は、麻酔を打ってもらうこともしばしばありましたが、ここ最近はご無沙汰…。でも、本当に患者さんの体験を時々させていただくことは大切なんだと実感するに至りました。
今回は、メーカー共催ということもあり、いろいろな種類の麻酔薬、麻酔器具を試す機会も得ることができました。
難しい治療の発表やディスカッション等でも勉強になりますが、こういった、普段忘れがちな患者さんの気持ちを体験できたことは、即日々の診療に役立てるうえで、また違った勉強になりました。
お誘いいただいた関係者の方々、研修の講師の先生方には、この場で恐縮ですが、感謝申し上げます。
また、診療日を休診とさせていただいたことに、大変ご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。
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